学名 Vanilla Tahitensis
タヒチに持ち込まれた後、そこで変異したものと考えられます。
その外見と香りはバーボンバニラに比べて、平たく太いサヤと、アニスやムスクにも似た香りが特徴です。
天然バニリンの量がやや少ないため、クッキー、ケーキまたエスニックな料理に使用されます。
どちらの品種のバニラビーンズも、世界中の熱帯地域で栽培されております。近年オーストラリアでも、タヒチアンバニラ、バーボンバニラ両方とも安定した量で生産しております、マダガスカル、インドネシアなどの主生産国と比較すれば、わずかの生産かもしれませんが、有機栽培により大規模なバニラ プランテーションが計画的に進んでおり、5年先には高品質、優秀なバニラビーンズの大量生産が期待できます
香料としてアイスクリームやカスタードクリーム、プリン、ケーキ、チョコレートは言うに及ばず、さまざまな料理の香り付けとして使用されているバニラビーンズですが、依然として合成バニラが90%以上のシェアをもっています。ただイギリスを除くヨーロッパ諸国では、伝統的に天然バニラのやわらかな香りがもつ価値を重視しているので、日常的にミルク飲料やお料理のソースに使用されています。
バニラビーンズの鞘は煮出して使用してからも、洗って乾燥させればバニラシュガーにしたり、コーヒー紅茶と一緒に淹れて使用したりできるので、少々高価であってもホールの状態で購入しておく価値が十分にあります。薫り高いアロマをお求めになる場合は、バニラビーンズを低音でローストしてから、砕いてピーセス状にしたものを、コーヒーや紅茶に混ぜてください。古代アステカ文明より連綿として受け継がれてきたバニラの香りを是非お楽しみください。